肝機能に効果的なしじみ成分と身体への働き

しじみ有効成分オルニチンとは

肝機能に効果的な役割を果たすことでも知られている「オルニチン」は一般的にはまだ認知度は低くあまり耳なれない名称でもあります。

オルニチンは貝類である「しじみ」に多く含有されている成分の一つでもあります。しじみ100gに対しオルニチンは10.7~15.3mg含有されているといわれています。他の食品に比べオルニチンの含有率はしじみが最も高いのです。

オルニチンが体内で果たす役割は肝臓で有害物質を除去するなど肝機能において重要な役割を担っています。この成分はもともと私たちの身体に存在している必須アミノ酸の一つとして肝機能の働きを助けています。

身体の中に存在するオルニチンと同じ役割を担う機能は遊離アミノ酸とよばれ、筋肉や肝臓だけにとどまることなく体内を循環する血液に溶け込み血液の循環機能にあわせ巡ります。そのため、血液の状態がサラサラになり血小板の凝集作用を抑制する働きも有しています。

血液の流れが良くなることで身体に様々な優良な作用をもたらしてくれます。近年患者数が増加している生活習慣病の一つ動脈硬化や心筋梗塞といった疾患の予防にも繋がります。

また肝機能に働きかけるオルニチンは2日酔いなどにも効果が高く、アルコールの多量の摂取により肝臓の働きが低下しているとアンモニアの解毒もスムーズにできなくなります。このような際に肝機能の働きをサポートするオルニチンを摂取することで元気になれます。