肝機能に効果的なしじみ成分と身体への働き

オルニチンの役割としじみの栄養成分

健康食品として最近注目し始められてきたオルニチンですが、身体にどのような効果をもたらしてくれるのかご紹介します。

人間の身体には9種の必須アミノ酸と11種の非必須アミノ酸があります。必須アミノ酸は人間の体内で合成することできないため日々の食事や健康食品など外からの摂取をする必要があります。

そして非必須アミノ酸は体内で合成できるアミノ酸のことを指しています。非必須アミノ酸には免疫力を高める効果のアルギニンや新陳代謝を促進するアスパラギン酸、肝機能を向上させ筋肉のエネルギーとなるアラギンなど身体に優良な幅広い効果があります。

そしてこの非必須アミノ酸は冒頭で紹介した成分オルニチンでもあります。オルニチンを摂取し体内に入ることにより非必須アミノ酸の一種として機能します。もっともオルニチンの体内での活動拠点は肝臓です。肝機能を向上させ疲労回復などに効果をあらわします。

オルニチンは食品にも多く含まれています。代表的な食品としては「しじみ」ですが、しじみ100gで10.7~15.3mg、キハダマグロ100g1.9~7.2mg、スライスチーズ5枚で0.76~8.47mgのオルニチンが含有されています。しじみは食べ方に気を付ければ手軽に摂取できますね。

数値からみても一目瞭然でありますがシジミは肝臓にいいと言われる理由はこの数値にあらわれています。しじみにはオルニチンの他にタンパク質、タウリン、アラニンなどが身体に優良な成分が豊富に含有されバランスの良い栄養を摂ることができるのも魅力です。蜆レシピも参考にしましょう。